2011年7月29日金曜日

一人

静かな砂浜で、金で買った酒を飲み、煙草を吸う。
緩やかに流れる絡みつく時間。

久しぶりに感じた。

ふいにポケットから小銭がこぼれ砂に埋もれた。
腹がたった。無性に腹がたった。

小銭を拾い投げてみた。

苛立ちは消えない。

俺に残ったのは俺に在る矛盾だけだ。

俺は一体なんなんだ。

2011年7月12日火曜日

すいか!!!

スイカに実がなった!
何度か失敗してやっとなった!
いやー 本当に嬉しいです。
教えてくれる人がちゃんといるわけじゃない、ほぼ我流でやってきて、
試行錯誤の連続。
思い通りにはならないのはわかってはいたけど、自然は深いと改めて思います。

自然に帰るって何なんだろうとか、農作業を仕事にして考えてみるけど、
よくわからん。
だいごろが言ってたように俺たちの肉体は自然で意識は自然ではない。
自然がなくては生きてはいけない。
文明の行きつく先に、ヘゲモニーの黄昏時にその極めて真理に近いことを
思い知らされるのだけれども、そんな繰り返しから抜け出す道もなくはないのかと思う。

肉体が自然性を失える可能性は0ではない気がするし、自然に帰るとは、自然との共生とはどこまでのことを言うのか?
農業だって俺たちの自然でない意識のコントロール下だとたまに思うこともあるし、俺は自然に生きることだけが
楽しいわけじゃないことも知ってる所詮俗物だ。 

選択肢を自分で望んで増やしてきたものの、悩みは増え続ける。
それにもう元には戻れないのだとしたらどこに進むべきなのか、常にBetterな方へ進むのを祈るけど誰にとってのBetterなのかなぁ。俺のだよね。

社会はそれだけでみなの不満を受けるけど、誰もが変わることを望んでいるわけではないと今の時勢を見ていて思う。

tppだってどの側面から見るかどうかだけで、様々な意見が出て、マイナスの可能性よりもプラスの可能性に魅力を感じるのはなんとなく納得いってしまうし、今の政府にしたって今のままのマイナスに耐えられないから次へ次へと流れるだけな気がするし。

その流れを低き流れだと言い切れる俺ではまだないしね!
よし、まだ考えよう!!

とりあえず農業は楽しいし、今は社会でできることもある。農業焼けも様になってきたから明日も夏野菜を収穫するぜ!!!

兄弟たちへ あなたたちへの想いの数はいかに多きかな、まだあの頃に望んだ未来は我を離れず。