昔々、人は説明のつかない物事に神という人の及ばない、知恵、知識、力を持つ存在を作り出し世界を成り立たせた。
それは様々なところに用いられた。それは今はなんとなく当たり前になっていることもふくまれているのかもしれない。
なぜ世界は在るのか?
空に輝く星は神ではないのか?
地球は神様が持ち上げてくれてるのではないか?
等等
その中にDionysus(ディオニュソス)と言う酒と陶酔の神が存在します。
いろいろな神話があるDionysusですが、それは実に直感的で奔放な表現と結び付けられました。
それは今でも否定的とされるような存在であり、現在であれば作りあげられた社会の様に整ったものとは正反対に位置されました。
それでも俺はDionysusを自分の父のように思ってる。
何が正しいか正しくないか、予め用意されてる現在に、自分たちの中にある何とも言い難いもの、説明のつかないもの、それは誰にも言えなくても、誰にでも在るもの。
それは時に酒を飲み酔っ払った時に姿を現したりする。
それでも俺はそんな自分が俺を成り立たせてくれてると思うと否定はできないし、その中にこそ現在に失われた何かがある気がしてならない。
あたり前に用意されてるものがあって生まれた俺は自分で確かめることも知らずにDionysusを無視して、いつだって自分の頬をDionysusに撫でられたのに気づいて言葉を失ったんだ。
神はいないかもしれない。
それはこの先進めば進むほど証明されるかもしれない。
でも俺はどんな未来にも願いは叶えてくれないけど信じたい神がいる。
そう思ってたいな~
それがDionysusです。
とりあえず酒が大好きなんだな~~
山はいいよ~~
ビルマ
12 年前